無題
返校、クリアしました。
クリアまでの時間は3時間弱。
Steam版を1180円で購入。


【内容】
返校(Detention)はRed Candle Games開発のホラーアドベンチャーゲーム。
2017年1月にPC版(Steam)が発売、2018年にはPS4版、Nintendo Switch版が配信された。

1960年代、中国国民党が強権を敷いていた台湾においての学校が舞台。
二・二八事件以降の戒厳令下で行われた政治的弾圧、いわゆる「白色テロ」を題材としている。

台湾文化に基づいた宗教儀式的要素も取り入れられており、識者からの評価は高い。
2019年には台湾で実写映画化され、同年を代表する映画のひとつとなった。

【ストーリー(公式)】

チャイムが鳴ったそこにある全てが見慣れた景色ではなかった 雨の音に起こされたあなたは教室の中にはもはや誰も居なかった 外がすっかり暗くなり帰り道の途中で一名の眠る少女と出会った あなたが彼女を起こした 同時に思い出してはいけない過去という箱をも開けてしまった. 



 

【良かった点】
わかりやすい操作性、UI、臨場感を感じされるBGM。
台湾の文化・歴史がゲーム中に上手く纏められている。
最後まで緊張感をもってゲームを進行することが出来る。
真実を知った時、様々な感情が混然一体となり、大きなうねりとなって強い感動を呼ぶ。

【悪かった点】
特に無し


・総評
クリア時間に対して丁度良い価格、不快感を感じない操作性、没入感を高めるBGM等、ハイレベルにまとまっている。
ストーリーは素晴らしく、1960年代台湾の文化様式、宗教的様式、歴史的な学びを得ると共に、当時の悲哀、せつなさを、より近い距離で感じる事が出来る。
様々な感情が織り交ざったかのような、強い感動を得る事が出来る素晴らしいゲーム。