M-1グランプリ2020、マヂカルラブリーが優勝しました。
個人的な感想ですが、マヂカルラブリーはつまらなかった・・・。
2020年で一番無駄に過ごした時間は何か?と聞かれたら「マヂカルラブリーの漫才見てる時間」と即答出来るレベルでした。
筆者と同じようにクソつまんなかったと感じている人が居るようで、あんなのは漫才じゃないとか、中には審査員の誹謗中傷をしている方もいるようです。
確かにマヂカルラブリーはつまらなかったとは思うけど、起きている論争を眺めていると「それは違うんじゃないか」という部分があるようなので、個人の考えを記載します。
「漫才かコントか」について
M-1グランプリの出場条件は「結成15年以内の漫才師」です。審査基準は「とにかく面白い漫才」であること。
マヂカルラブリーはM-1グランプリに出場出来ており点数を稼ぐことが出来ている為「漫才」です。
これが漫才では無くコントだったら点数が入っていないはずです。
これは各々が考える「漫才の基準」では無く、「M-1グランプリの中でM-1グランプリの関係者が考える漫才の基準内」にマヂカルラブリーの芸が「含まれている」ということです。
それ故に誰が何を言おうが「M-1グランプリ内では漫才」だと考えます。
常識的に考えてウンコは食べ物ではありませんが、「ウンコは食べ物だ」と考える人達の中では「ウンコは食べ物」であり、それぞれの中にある常識に照らし合わせて表現していると考えたほうが良さそうです。
審査員への誹謗中傷について
マヂカルラブリーに点を入れた審査員への誹謗中傷があるようです。個人的に、審査員への中傷はお門違いだと考えます。
何故なら審査員の方々は「視聴者を代表して語っている訳では無いから」です。
あくまで各々が考える「漫才」に対しての考え方や取り組み方に基づいて評価している訳です。
「修学旅行の夜にクラスで一番カッコ良い男子は誰か」語り合う女子をイメージしてみてください。
貴方はA君がカッコいいと考えています。
多数決を行って3:3:4に票が入った結果「4票集めたC君が一番カッコ良い」とその場ではなるかもしれませんが、結局のところ「カッコ良い」か「カッコ悪い」かは「それぞれの内にある考えや思想」の一つにしか過ぎません。
貴方の中で「A君が一番カッコ良い」という事実は消えません。
他の友達が「C君が一番カッコ良い」と言っていたからといって怒ったりするでしょうか?
数学や物理と違い、人によって導き出される解答が違うので、目くじら立てない方が良さそうです。
マヂカルラブリーが優勝しても「僕たち」は何も変わらない。
YAHOO JAPANにユーザー投票出来る項目があった為確認したところ、審査員と視聴者の感想は違うようでした。結局のところ、審査員の評価が高く優勝出来たとしても視聴者の評価は別。
つまらなければチャンネルを変えるし面白かったら見るでしょう。
マヂカルラブリーがM-1グランプリ2020に優勝したからといって僕たちの生活が変わることはありません。
「地球の裏側にあるスーパーの特売日」のような、どうでもいい話です。
まとめ
結構怒ってる人も居るようですが、筆者の考えをまとめると以下です。・マヂカルラブリーは審査員の中でウケていたから優勝した。
・審査員が変われば結果も変わる。
・マヂカルラブリーが面白いかどうかは個人の自由。
・人の思想を誹謗中傷するのは良くない。
・M-1グランプリはただのテレビ番組で何の権威性も無いから拘らない方が良い。
以上になります。
面白いか面白くないかは感性の占める割合が大きく、人によって評価がわかれます。
感想を言い合うのは良いですが、自分とは違う考えを改めるように強く働きかけるのは控えた方が良いでしょう。
お互いがお互いの感想を自由に言い合えるような雰囲気を大事にしたいですね。
コメント
コメント一覧 (1)
他の芸人は今までやってきたネタをやった。
マヂラブはネタを残してきた。
これだけでも優勝を狙う一点に対する想いは違うし、プロの審査員はそういうバックグラウンドも知っている人もいる。
表面上の感情の機微だけで評価するのは、点数をつけるという行為と大きく反している。
だから嫌いという感情論で点数を決めた上沼は過去に批判されたわけで…。
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